こんにちは！

パーソナル整体サロンとまり木-RE:SET-の米田です。

先日、RE:SETの創始者・冨田勝先生から直接ご指導いただけるフォローアップセミナーに参加してきました。

この日は、全国から集まった仲間たちとともに、あらためて整体の原点に立ち返る、大変濃い時間となりました。

今回は、その中で感じたことや学び、そして僕自身の身体の変化についてもお伝えしながら、

改めてRE:SETの真髄である「バランス」についてお話していきます。

■ 検査の精度が結果を変える

まず最初に感じたのは、検査の大切さです。

RE:SETでは、クライアントの全身のバランスを細かく見ていくのですが、この検査の精度が、施術結果に直結していくことを改めて実感しました。

RE:SETの手技は、腰痛や肩こりなどの一部分の不調に対処するのではなく、全身の歪みや偏りを整えることで、本来の状態に導くアプローチです。

だからこそ、全身を正しく把握し、何が「ズレ」となっているかを見極める「目」がとても大切になります。

■ 偏差値で“バランス”を見える化

RE:SETには、独自の「バランス偏差値システム」があります。

身体全体の重心や左右の違い、姿勢や動きなどを検査し、点数化。現在のバランスを「偏差値」として数値で把握できます。

人の身体は、解剖学的に理想の形（左右対称・重心が真ん中・生理的湾曲）があるものの、現実には完璧な人はいません。

だからこそ、自分の「今の状態」を知り、それをどう整えていくかが重要なんです。

今回のセミナーでは、冨田先生と自分の「見立て」がズレていないか再確認できたことが、すごく大きな収穫でした。

そして、僕自身の体も見てもらい、改善傾向にはあるけれど、まだ数値の低い部分もあると分かり、次なる目標も明確に！

現在チャレンジ中の美ボディメイクにも、この学びを取り入れて、自分自身の偏差値アップを目指していきます。

■ 遅筋？速筋？筋肉の“質”を知らないと逆効果！

前回のブログでも触れた「遅筋と速筋の違い」ですが、今回のセミナーでも冨田先生からもこの話題が。

特に美容目的のボディメイクをする方には、知っておいてほしいポイントです。

たとえば、「ウエストを細くしたい」と思って、体を起こすような腹筋運動ばかりしていませんか？

実は、こうした腹筋（腹直筋など）は速筋が多く、筋肥大しやすいため、かえってウエストが太く見えてしまうことも。

大切なのは、姿勢や体幹を支える「遅筋（インナーマッスル）」、特に腹横筋＝ハラマ筋を意識すること。

これを正しく使えるようになると、体のバランスが整い、自然に痩せやすい身体になっていきます。

僕もこのハラマ筋を日常的に意識して動くようにしたところ、

なんと体重が4kg減、ウエストが5.6cmも細くなっていました！

食事制限は一切していません。筋肉の「使い方」が変わると、見た目も自然と変わるんです。

■ 健康も美容も、まずはバランスから

こうした体験を通じて、やっぱり僕が伝えたいのは、バランスを整えることの大切さです。

整体の現場では「肩こり」や「腰痛」などの悩みを持つ方が多いですが、それは単なる一部分の不調。

本当の原因は、全身の歪みやアンバランスにあることがほとんどです。

RE:SETは、痛みだけでなく、美容や健康、ダイエットにもつながる「根本からのアプローチ」ができる整体法。

そして、自分で維持できる知識と意識も得られるのが強みです。

■ 声のプロにも必要な“体のバランス”

僕はボイストレーナーとしても活動していますが、

このRE:SETでの学びが**「声」にも直結している**ことを日々実感しています。

最近は、身体感覚が鋭くなったおかげで、

声の振動が身体にどう響いているかを感じ取れるようになりました。

その結果、声の厚み（倍音成分）にも変化が出てきて、録音して聴いてもまるで別人のような響きになっています。

身体が整うと、声も変わる。

これは、歌い手の皆さんにもぜひ体感してほしいと思っています。

■ 最後に

今回のフォローアップセミナーでは、新しい手技も教えていただき、

技術の再確認もでき、自己流にならないことの大切さを再認識しました。

そして、久しぶりに会えた仲間たちの頑張っている姿にも刺激をもらい、

僕ももっと、神戸市でRE:SETの価値を広めていきたいと思いました。

「整体」も「健康」も「美容」も、「歪みを整え、バランスを保つこと」から。

これからも一人ひとりに寄り添うパーソナルなケアを大切に、

RE:SETの魅力を伝えていきます。